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「何故私は、築11年ローン残債ありの家を壊して建て替えたのか?」
   

 私が、自分の家を初めて建てたときは、まだ建築を事業としておりませんでした。
今から16年ほど前、当時は、建築の知識がほとんどなく、知り合いの大工さんに
建ててもらったのです。

当時はデザインとかにこだわる余裕もなく、至極簡単な間取りで、真四角のシンプ
ル極まりない造りでした。
当然、構造・断熱は大工さんまかせ。正直どんなものでも大差ないと思ってました。

   

 でも、最新の床暖房とか、マルチエアコンとか、設備には最新のものをつけました。それで良い家ができたと思っていました。当時、竣工したときは、少なくても。でも実際に住んでみると、とても住みづらい家でした。まず、冬寒いのです。
最新式の床暖房も、マルチエアコンも機能しないのです。燃料の消費は上がるのですが、何故か部屋が温まらないのです。
部屋が寒い割に床だけが暖かいので、冬は家族そろって床に寝そべって過ごしていました。身動きが取れない状況でした。デザイン的にも、何の特徴もない家でした。真四角でベランダさえありません。ただの灰色の箱のような家でした。
 冬、寒い理由は、やがて自分で建築を勉強するようになってわかりました。天井裏を点検すると、なんと断熱材が全然入ってなかったのです。驚きました。寒いわけです。同時に、信用していた大工なのでショックでした。そして、思ったのです。
たとえどんなに信用していても、必ずチェックすることが必要なんだと。

 建築を志したのは、自宅を建ててから数年後です。その始まりは、輸入住宅でした。初めて北米型の輸入住宅を見たときは、ビックリしました。まずはそのデザイン性です。カルチャーショックとはこのことでした。デザイン性の高い輸入住宅に比べ、自分の家のなんとみすぼらしい家であることか。
その違いに愕然としました。そして、その住宅性能の圧倒的な違いにまた驚きました。当時は、ペアガラスとかは一般住宅にほとんどついてなかった時代です。私が見た輸入住宅は、非常に高性能な木製ペアガラスサッシが標準で装備されていました。そして、 当時から厳しい省エネ基準が設定されていたその北米住宅の断熱性能の高さにもまた驚きです。そして思ったのです。
自分の不幸な住宅取得体験を反面教師として建築業界を変えていかなければならないと。自分が良いと思った住宅を販売しなければならないと。
当然施工時のチェックは厳しく行なわれなければなりません。またその家はデザイン性が高い家であることが必要です。
何故なら、デザイン性のない家は、短期間に陳腐化してしまい、その価値を失うのも早いからです。建て替えサイクルも早くなり結果的に環境面にもよくありません。

 「デザイン」と「性能」、そして「納得いく施工体制」それらにこだわる弊社の考えは実は、以上のような私の不幸な体験に基づいているのです。そして私は、3年程前に自宅を建て替えました。まだ残債がありましたが、多少無理してもその甲斐はありました。今では、真冬でもパジャマだけでくつろいでいます。真夏の熱帯夜でもエアコンの設定は28度除湿で快適です。
デザインも十分に満足するものになりました、おそらくは、子々孫々とまではわかりませんが、自分の子供の世代に建て替えることはないでしょう。もちろん耐久性も折り紙つきです。

以上が弊社が家づくりにこだわることとその理由の由来です。そして、これからも、弊社は、「こだわり」をもって家づくりをしていきます。それがアーバンハウジングの使命であると信じております。